上司から仕事を評価してもらうには
働く上で仕事の評価というのは昇進に直結する非常に大事な要素ですが、真面目に勤め上げているはずなのになかなかその評価が上がらず悩んでいる人は多くいます。しかし、真面目に勤めることに集中しすぎて必要なアピールを怠ってしまうと、評価は横ばいのままになりがちです。まず一番問題となってくるのは、評価を下す人間はすべてを見ているわけではない、ということです。仕事を評価してくれる上司は当然ながら多くの部下を抱えていますし、一人一人の一挙手一投足を見逃さずにいるのは不可能です。そのため、どうしても分かりやすく功績を上げた部下を評価するという傾向になってしまうのは仕方のないことでもあるでしょう。
評価を受ける上での功績には幾つかありますが、存在感を持って気づいてもらいやすくなるためには、他の誰もやっていないことを実践するのが効果的です。例えば、新規プロジェクトを行う上で、タスク一覧を前もって作って用意しておくなどすると、気が利くという印象をプロジェクトリーダーから持たれて評価にも大きく影響するかもしれません。こうした上司をサポートするような行動を率先して行うと、上司は頼りになる部下としてあなたを強く意識しますし、昇進の際も推薦しやすくなるのです。また、こういう手助けや補助は、会社やプロジェクトの方針、目指すべきゴールを理解していなければできません。仕事の一連の流れや工程を上司の視点を想像しながら見ることで、必要なことやあると助かるものなども見つけやすくなるでしょう。